人の心の中は、一見どんなに頑なで複雑に見えようとも、実はとても繊細で素直な事に気付かされます。心との向き合い方一つで暗闇の蔦が一匹の蛇に見えたり、満開のミモザが輝いて見えたり、心のあり方次第で眼の前の景色が変わります。どんな風景を見るかは自分次第なのです。自分の心の状況を客観的に見るのは、簡単ではない作業かもしれません。けれど、繰り返し意識することで眼の前に広がる暗闇は恐れるばかりではなく、見上げれば星が瞬いていることを私達は知る事ができます。
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