まこちの里の自然豊かな風景。

価値観を見渡せば、
「物の豊かさ」
「心の豊かさ」
この2つの大きなバランスを取りながら、フラフラと不安定に揺れながら、今に在るように感じています。

私の幼い頃はまだ携帯電話などなく、頻繁に電波を介することなく人と人が繋がり、互いの必要性を交換しあい、心身の豊かさを日常的に呼吸しているようなそんな毎日だったように振り返ります。

あの日。里山、田畑、林、森、神社、寺、空き地など身近な自然が人々の生活に与えてきた潤いが心身の健康に及ぼす効果、環境教育の場として果たす役割は大きかったように思います。命が命に直に向き合い、触れ合って喜努愛楽が生まれていました。

今、コロナ禍の余韻を残しながら行われる命とのコミュニュケーションには過剰な潔癖さと配慮、体温が届かない距離感に孤立を恐れながら安心する電波越しの意思疎通。不思議で不安定な交流が広がっています。

いつだったか。
公共の交通機関に慌てて乗り込んだ朝。
息を整えて見渡した風景は、宙を舞う細かいホコリに朝の陽光がキラキラと反射しながら車内通路に一条の帯を作っていました。
美しさを感じながら、ガタンゴトンと緩やかに揺れる車内その柔らかい光の中、浮かぶ同乗者は皆、首からカクンと項垂れ、その胸元に影を落とし、手元の暗がりから発光する携帯の四角い液晶を黙って覗き込でいる様子に不気味さを感じていました。時折ピクピクと指先が器用に動くのを見て目覚めているのだなと理解しながら、深夜の帰宅電車のような疲弊しきった陰鬱さが朝の空気に滲んでいるように感じたのを覚えています。

陽射しが燦々と✨

自然の変化、優しさ、厳しさに目を向けず命を浪費し、奪取する。そのような存在が自然と調和することができるのだろうかと疑問を覚えてしまいます。命が潰えたとき人間は自然に還ることはできるのでしょうか。正直、肯定することができず怖くなります。

私達の暮らしの便利さが上がる中で、同じように人と自然のふれ合いの場としての自然空間の保全・創出・調和がいっそう重要となっているのではないでしょうか。
「物の豊かさ」
「心の豊かさ」
にはバランスが必要です。

そのことを強く感じつつも私個人にできることは小さな事ばかりです。そのような中、私に足りないことや見えない指針をさとしてくれる従兄の姉のアドバイスより『まこちの里』の来る人を優しく迎えてくれるような、穏やかな森林空間を活用させて頂く機会を得ることができました。
循環型社会を願うもののの末端として、心身サポートに貢献するセラピスト活動の機会を木々の中で頂ける共感に年甲斐もなく胸ときめかせています。笑

また、自然の持つ厳しさと強さ、快適性や癒し効果をスピリチュアル的にも肉体的にも体感して頂けるよう、より効果的にエネルギーボディーと調和するセルフケアの提案をお伝えできるよう学びを深めたいとも考えています。
バランスを意識した自然環境の保全とふれ合いの機能を応援しつつ、次の命に繋ぐ未来を皆と創造できますように。

https://www.crossroadfukuoka.jp/spot/11488

気さくなスタッフさんの温かい笑顔が迎えてくれる『まこちの里』にて、ハーブソルト🧂を置かせていただいております。この緑深い森閑の地に訪れる、自然をこよなく愛する方の五感に楽しさと優しさを提供できればと考えています。😊

野外料理に特に合う🥗香り高いハーブを『まこちの里』価格にてお届けしておりま〜す。🌿✨

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